「たまり の心の日記から」へのご感想

ご感想ありがとうございます!

「たまり の心の日記から」を最後までお読みいただいた方からのご感想をいただきました。本当にありがとうございます!

ここでは、「掲載OK!」と言っていただけた方からのご感想を、霞々と読みながらご紹介したいと思います。おしゃべりの中で、霞々のエッセンスや秘話なども交えていきます。

杏ちゃんからのご感想

以前、クライアントさんとして霞々セッションを受けていた杏ちゃんからのご感想をご紹介します。「たまり の心の日記から」を読んで、ご自身がセッションを受けていた頃を思い出し、当時のエピソードを綴ってくださいました。

★ご感想の紹介コーナー

たまりちゃんの離婚のことは知り合った頃に聞いていましたが、大変な道のりだったことは今回始めて知りました。

たまりちゃんに霞々を紹介して頂き、セッションを受けたのは17年程前だったと思います。会社の人間関係と昇進に伴うストレスに悩んでいた時期でもありました。

霞々にはたくさんの香水やマッサージオイルを作って頂き、癒しを頂きました。

香水は特に周囲にも評判が良く、職場では
「陽だまりの香りがして、癒される」と同僚に言われたり、
私が付けた香水を母が気に入り、二人で祖母の家に出掛けた際、
祖母が「とってもいい香りがするわ。どこの?」と聞いてきました。
「知り合いの方に作って頂いたの」と話したら、何となく欲しそうな顔をしていたので、霞々にお願いして(まさか親子三代で所望するとは想定外だったと思います)私、母、祖母用と3本も作って頂いたことが思い出として残っています。

ベンゾインが入った、日本(和)でもない、東南アジアでもない。けれど、どこかオリエンタルを感じる素敵な香りでした。

精油の香りに癒されたことで、アロマに興味を持ち、入門書的な本を読み、掲載されているレシピで香水を作ったこともありました。
ブランドの香水も魅力的で素敵ですが、アロマには優しさがあり、今でも部屋でランプで炊いたりするのは、霞々との出会いがあったからだと思います。

今でもセッション中に受けた不思議なことは何だったのか、夢を見ていたような時間でした。

マッサージを施してくれた当時のスタッフの方とも、背中の詰まりがふっと消えた瞬間「消えた?今消えたよね?」と二人で不思議な出来事に驚いたこともありました。

今でも霞々、スタッフの方に感謝しています。もちろんたまりちゃんにも。
その節はありがとうございました。
たまりちゃんの話を読みながら、私自身とても懐かしい気持ちになりました。

★霞々と たまり のお返事コーナー

たまり:杏ちゃんとは、SMAP大好き仲間として20年以上前に知り合いましたが、ある時、休職し始めたことを聞いて霞々セッションを紹介したんですよね。お仕事の相談から始まっていたと思いますが、とにかく霞々ブレンドの香りを気に入っていたと記憶しています。

霞々:つくった香りが周りの人にも大評判で、杏ちゃん自体も香りの世界にとても興味を持ったようです。

たまり:親子三代の香りをオーダーしていたのは初耳でした!霞々は杏ちゃんのお母様やお婆様とは一面識もなかったと思いますが、どのようにして香りを決めたんですか?そもそもベンゾインってどんな香りでしょう?

霞々:おしろいの香り、昔の化粧品の香りというとわかりやすいかな。化粧品業界では古くから用いられていた香りがベンゾインです。当時の杏ちゃんに補いたい、どこか甘くけだるい、けむるような香りと、とても懐かしい感じがする要素を強調したいと感じました。

たまり:そうだったんですね。彼女は私より少しお姉さんなんですがビジュアルはとっても可愛らしくて、その反面、意見が的確でストレート、頭の回転が速い!というイメージだったんですよね。でもそこに女性らしい甘さがプラスされたら…確かにすごく魅力的!

霞々:霞々のインスピレーションでは、ベンゾインは杏ちゃんの家系から受け継がれた香りのような気がして。でも、当時の杏ちゃんはそれを忘れてしまっていると感じました。そこで、親子三代で使っていただく香りの中心に持ってきたと思います。杏ちゃんが身にまとうだけで、お母様やおばあちゃまもこの香りに魅了されてオーダーしてくださったのは当然のように思いました。

たまり:なるほど…それはさすがに私には感じ取ることができないですね。でも、会ったことのないお母様やお婆様の印象はどんなふうに感じ取っているんですか?杏ちゃんを通して何か感じるものがあるということですか?

霞々:杏ちゃんを通じてその方々のイメージが広がってきます。だから、お三方へ同じブレンドの香りを作ったわけではなく、それぞれの方が香りを身にまとった時に一番フィットするように作ったつもりです。

たまり:例えばどんなふうに?

霞々:霞々は、お一人お一人のレシピというものは残していなくて、その時のインスピレーションでブレンドしているので、記憶の限りですが…お母様には、華やかさを感じたのでローズやイランイランを追加したような気がします。おばあちゃまは、縁側に座っていらっしゃるような気配がして、土の香りをパチュリーやベチバーで。陽だまりの香りに、ゼラニウムやオレンジなどの温かい雰囲気をかもしだす精油をブレンドした記憶があります。

たまり:まさに、霞々ならでは、ですね!ところで、せっかくの機会なので伺いたいんですが、アロマ入門的な本に掲載されているレシピと霞々オリジナルブレンドの決定的な違いは何ですか?

霞々:例えばラベンダーなら4種類以上は常時持っています。ラベンダーを4滴入れるにしても4種類1滴ずつブレンドすることもあります。その時々にイメージがわいてくるのでラベンダーだけでも数種類のブレンドが作れます。そんなインスピレーションを追いかけてブレンドする香りはレシピが同じでもまったく違う香りになります。

たまり:へぇ~!霞々、たくさんの種類の精油をお持ちですよね。

霞々:不思議がられるのですが、自然香水には絶えず10種類以上の精油たちが協力しあってくれて雰囲気のあるブレンドに仕上げてくれます。ブレンドする精油の多さは私のこだわりだと思っています。

たまり:いつも思いますが、そんなにたくさんの精油をまぜてイメージ通りの香水が仕上がるなんて魔法のようです!

霞々:最初は失敗の連続でした。瓶ごと捨ててしまう日々が続きました。例えば、キンモクセイの香りをつくるために何か月も没頭したこともありました。そんな失敗を繰り返すうちにイメージをつかめるようになり、歳月を経て今の私ができあがりました。

たまり:かなり研究を重ねたということですよね?

霞々:お勉強し始めた時は、当時出版されていた精油の本を、海外の物も含めてすべて買い集めて、精油や用途ごとにノートにまとめていました。取りつかれるとワッと集中力が高まり、生活のすべてがお勉強タイムになります。リスペクトしている医師たちが推奨する「メディカルアロマセラピー」の論理的なデータも取り入れています。そんな膨大な資料を元に霞々オリジナルが出来上がっていきました。

たまり:そんな歴史があって…!インスピレーションだけではなかったんですね。霞々はあまり苦労話をしないので、そんなエピソードを聞けるのは貴重です。

霞々:オリジナルを始める前に徹底的な基礎と分析、判断力を身につけることがどんな分野でも必要だと思っています。それが霞々流ですね。

たまり:センスだけではなくて、これだけの裏付けがあってこそ、杏ちゃん親子三代に求められる香りができあがったんですね。1滴の香りに、壮大な魂の記憶の歴史までもが感じられて、驚くばかりです!
「たまり の心の日記から」にもあるように、私も精油の世界にものすごく助けられました。霞々ブレンドの香りは、今の自分も過去の自分も、すべてを大切に扱ってもらえていると思える唯一無二の宝物として、10年、20年と月日が流れても心に残りますね。

たまり のあとがき

杏ちゃんが霞々セッションを卒業してからはしばらく連絡が途絶えていたのですが(たまり がSMAPファンからKAT-TUNファンに移ったこともあり)、「たまり こねくと」オープンのお知らせをしたところ真剣に読んでくださり、ご自身の体験を振り返っての素敵なメッセージをいただきました。ありがとう、杏ちゃん!1年前に掲載するつもりで遅くなってしまいましたが、杏ちゃんのご感想を通じて、皆様にも霞々の香りの世界を感じ取っていただけると嬉しいです。

たまり

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