たまり の心の日記から 第3話 発病から長期休職へ

【当時の状況】

夫は「彼女とは別れた」と言って私を安心させては、会いに行ったり共に旅行に出かけたりしており、それが発覚する度に私は消耗していきました。
食欲不振でやせてきたものの、人事異動の予定があった為、当時の仕事を引き継ぎ終わるまではと毎日仕事に行っていました。
夫の主治医は、彼よりも私のほうを心配し出し、坑うつ剤を処方してくれました。

そして、仕事の引継ぎが全て終わり、最終日に送別会をしてもらった翌日の朝、突然体が動かなくなりました。
まるで泥沼の中でうごめいているような感じで、言いようのない倦怠感が襲ってきました。経験したことのない苦しみにあえぎながらもらっていた坑うつ剤を飲み、「奥さんもうつ病ですね」と診断され、本格的にメンタルクリニックに通う日々が始まったのでした。

異動早々、私はまともに出勤できなくなり、午後からの出勤や短期休職を7ヶ月ほど繰り返していました。
そんな最中、「(私の)体調が良くなってから話そう」と夫は浮気をしたいきさつや今後の離婚についての話し合いに全く応じようとせず、引っ越して行きました。

静養を心がけていたにもかかわらず、発病から7ヶ月経っても私の体調は一向に回復しないまま、やむを得ず長期の休職願いを出すこととなったのでした。

【当時を振り返って】

浮気相手のところに乗り込んでビシッとカタをつけてやる、と強く思う反面、「女性の魅力として彼女に負けるかもしれない自分」や「修羅場に踏み込んで状況を立て直す自信もない自分」に不安と恐怖が入り混じり、結局会いに行くことが出来ず、日々無力感にうちひしがれていました。

私自身も離婚をしようとほぼ決意してはいましたが、誰にも真相を言わない夫に対して、何をどうすればよかったのか、自分の心の整理のつけようがなく、自己に対する罪悪感だけが大きくなっていきました。

また、大きな病気の経験もない私が、2時間程度の仕事で疲れ切る症状にも途方に暮れていました。
その一方で、主治医からは「ちょっと休めばエネルギー補給ができて、復帰できるようになるよ」と言われていたので、「これは一過性のものに過ぎず、外科手術後と同じようにある期間休めば治るんだわ」と軽く考えていました。

次回予告

第4話 発病から長期休職へ
夫は たまり の元へ戻ったのでしょうか?
戸惑いの果て、たまり に待っていたものは…。

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